※レンタルパーティ公開しております。
※動画配信においても自由にお使いください。
初めまして!社会人ポケ勢のこうきちです🙌
レギュF最初のシーズンということもあり、かなりポケモンにリソースを注ぐことができ、楽しい1ヵ月でした。
結果も最終2桁を取ることができて満足しているので、記事に起こしてみました。
拙い文章ですが最後までお付き合いいただけると幸いです。
ではどうぞ🍄
【Table of contents】
・ 構築経緯
・ コンセプト
・ 単体解説
・ 選出
・ 重い相手
・ 結果
・ 感想
【構築経緯】
アローラキュウコン+オーガポン(水)
S13でを使用した際に、おもかげやどしを利用してから剣舞する動きが強く、特殊相手には滅法強く出れるポケモンだという事に気づいた。他にも、タイプ・素早さ・攻撃回復技といった要素で環境に刺さるエースになれる器だと感じた。
しかし、環境の覇者や他物理ポケモンと対面した際にいささか耐久が無いような物足り無さがあったため、壁を張りながら相手の行動を制限できるアンコール持ちのと組ませることにした。
コノヨザル
がほとんどのパーティに存在する今環境でを通す上で、行うべきは「ステルスロック」の設置だった。ある程度耐久が高く、どんな相手でもやることが無くならないステロ撒きの中では「命懸け」を覚えるが最適と感じたため採用。
キョジオーン+イーユイ
どれだけをお膳立てした所で、を相手にするのは厳しく、また壁構築は再戦に弱いことが弱点であるため、サイクルパーツを構築に加える必要があった。これまでのシーズンで手になじんだと有利対面を作った際に1匹持っていけるを採用。この2体では不利を取る、や型によっては重たいがいた場合には3匹目にorを添えると綺麗なサイクルにもなるのでシナジーが高かった。
もう一体のエース。++の並びが最終盤に無視できないレベルで環境に存在したため採用。もフリドラを採用すればこの並びに強めなのでおススメである。こうして6体が完成した。
【コンセプト】
・ステロ+壁+エースの練度を高めて、再現性のある試合運びを行う
・表選出と裏選出を使い分けて、直線的になりすぎない柔軟性を磨く
・急所負けは付きものなので怒らない
単体解説
オーガポン(水)
テラスタイプ:水
性格:陽気
特性:ちょすい/おもかげやどし
実数値:155-172(252)-104-*-117(4)-178(252+)
持ち物:いどのめん
技構成:ツタこんぼう/ウッドホーン/じゃれつく/つるぎのまい
〈調整〉
S-最速にすることで意地っ張りを抜ける。また、同速絶対下取りたくないから。
A-ぶっぱ。ここまで振らないとH252,B36+の毒テラスを水テラスツタこんぼうでステロ込みでも68.75%の確率で倒せない。H148,B124の個体ならば確定で倒せる。
選出率1位の可愛い娘。「水の技範囲+急所の可能性が上がるツタこんぼう」「剣舞と相性の良い攻撃回復技のウッドホーン」「龍タイプにも選出できるようにするじゃれつく」で技構成は決まっていた。壁下ではこいつら全員起点。
おもかげやどしでD上げて、剣舞+ウッドホーンすれば体力も維持できる。止めようと出てきたもステロ+じゃれつくで倒せるため最強だった。特性のちょすいも強く、の水流連打をのアンコールで固定すれば、の起点にできる動きも取れるため全抜きが狙いやすかった。半減相手でも+2水テラスツタこんぼうは火力半端ないのでとても気持ちが良かった。
テラスタイプ:水
性格:おくびょう
特性:ゆきふらし
実数値179(244)-*-101(44)-102(4)-139(148)-151(68+)
持ち物:ひかりのねんど
技構成:ムーンフォース/オーロラベール/ミストフィールド/アンコール
〈調整〉
HD-こだわりメガネのフェアリーテラスムンフォ確定耐え
HB-Aに252振ったのツタこんぼうも急所でなければ75%で耐え。
S-最速抜き。
選出率2位の働き者。テラスをorに使用することが多かったので、上記のようにのツタこんぼうを耐える調整が必要だった。環境にはSを落としてAに振るか、耐久に振ってAかSを落とした個体がほとんどであったため、オーロラベールを安定して打つことができた。が重たいため、抜群打点の「ムーンフォース」とに安定して繋ぐために相手の行動を制限する「アンコール」は確定で採用。最後の技は最終日3日前までは「フリーズドライ」でや雨パの打点として採用していたが、環境に蔓延するなどの「でんじは」やの「あくび」、の毒展開によってが上手く着地できないことが多く見られたので「ミストフィールド」を採用。正直この技を思いついたときに、全てのピースが当てはまった感触があった。壁ターンの管理に加えて、ミストフィールドの管理もあるので、プレイングがかなり出るポケモンではあったが強さは本物だった。
コノヨザル
テラスタイプ:ほのお
性格:しんちょう
特性:まけんき
実数値:209(188)-136(4)-156(120)-*-129(60+)-123(100)
持ち物:でんきだま
技構成:ふんどのこぶし/いのちがけ/なげつける/ステルスロック
〈調整〉
HB-こだわりハチマキの陽気悪テラスかみくだく確定耐え
HD-C特化のムーンフォース確定耐え、メガネもテラス切れば確定2耐え
S-準速抜き
テラス-の初手対面に安定してステロと麻痺を撒くため
最強の初手枠。「ちょうはつ」で止まらない麻痺撒きポケモン。高い耐久と、殴られれば高威力技を放つこともできる受け攻めの猿。「いのちがけ」で起点にもならず、重たいポケモンを持っていくこともできるので、初手枠としては唯一無二の性能だった。単純に壁を張った後に展開しても強かったので、無駄に死なせない立ち回りも大事だった。
キョジオーン
テラスタイプ:毒
性格:わんぱく
特性:きよめのしお
実数値:207(252)-121(4)-200(252+)-*-110-55
持ち物:たべのこし
技構成:しおづけ/ボディプレス/てっぺき/じこさいせい
〈調整〉
HBぶっぱ。あらゆる物理の引き先になるため。
テラス-へ強く出るため。
毎シーズン活躍してくれる塩。練度も相当なところまできたと自信がある。組ませるポケモンは毎回変えているが、今回はサイクルを火力で壊して、TODに持っていくことを考えていたのでと組ませた。みがわりの負け筋を消すために「ボディプレス」を採用。に強く出てくるのエナジーA上昇+りゅうのまい1積み状態も「てっぺき」があれば余裕でうかってしまう。あまりにも最強。
イーユイ
テラスタイプ:ほのお
性格:ひかえめ
特性:わざわいのたま
実数値:130-*-100)-205(252+)-141(4)-152(252)
持ち物:こだわりメガネ
技構成:オーバーヒート/あくのはどう/かえんほうしゃ/だいもんじ
〈調整〉
CSぶっぱ。これに関しては他に良い調整がありそう。火力しか求めてなかった。
テラス-全てを薙ぎ払うためほのお。
結果残すたびにパーティーにいるポケモン。火力にはまりすぎて手放すことができない。CSではなくの神速耐えの個体などもいるのだが、の遅い個体の上から「オーバーヒート」を打つことも多かったのでSに振ってよかった。が重い構築なので初手にメガネ流星で倒されないようにタスキにしても面白いかもしれない。しかし、それでは受けループに勝つことができないためメガネにした。「だいもんじ」を採用することでステロ+だいもんじ×2で受けループのを倒すことができた。85%技を連打することは嫌だったが、受け以外の汎用性も担保しながら採用するとなるとしかありえなかった。
テラスタイプ:でんき
性格:いじっぱり
特性:マルチスケイル
実数値:197(244)-188(132+)-117(12)-*-121(4)-115(116)
持ち物:クリアチャーム
技構成:テラバースト/アイススピナー/じしん/りゅうのまい
〈調整〉
A-H244をステロ込みA+2テラバで確定
S-+2で淳速スカーフ100族抜き
テラス-「でんじは」回避とへの打点のため
本構築の第2のエース。最終版に増えたの並びに勝つためだけに投入した。壁を貼って「りゅうのまい」を2回積めば「てっぺき」以外には勝てることが分かった。の「あまえる」「でんじは」にも強く、流行っていたのサイコフィールドにも「アイススピナー」で壊せるため強くでられた。やはり環境終盤はガラッとトレンドが変わるため、候補枠の6匹目は柔軟に変えていかないといけないと感じた。
【選出】
・基本選出(対)
☞先発++
・のサイクルパ
☞先発++
・がいるサイクル系の構築or
☞+@1
(ハチマキがいそうならばを選出。にはを選出)
・対受けループ
☞先発+*
ステロ撒いてイーユイvs物理の対面を作り、炎テラスだいもんじ連打。
・対晴れパ()
☞先発++
初手はいのちがけでコータスを持っていき、天候を取り返す
初手はテラスを切って電気玉をぶつけてから天候を取り合うサイクルが始まる。
【重い相手】
ブリジュラス
後ろから出てくる持久力型がとにかく厄介。で剣舞を積み切るレベルでないと倒せないので、選出段階で持久力と判断した場合はで貫くか、で有利対面を作るように心掛けた。頑丈の場合は、のいのちがけとのムンフォで落としていた。
テツノツツミ
壁+積みは読まれてしまうので、積むタイミングで引かれてアンコールを打たれると敗色濃厚になる。対応策が特にないのがこのパーティの一番の弱みなので、この点を改善できればもっと強い構築に仕上がる。むしろアドバイス欲しい点である。
キョジオーン
明確に嵌める手段があるわけでもなく、結構出てくるとしんどい。のアンコールで自己再生をさせない立ち回りや、を出してみがわりorアンコールがある雰囲気を漂わせながら退かせて、剣舞するプレイで掴んでいた。上位にいけばいくほど、この騙しプレイは効いていた。そりゃ、目の前でみがわり貼られたらお相手もピンチになるし結構道理にかなっているのかなとも思う。
【結果】
シーズン14 最終64位 最終レート2128
【感想】
【運負けについて】
S14は2100チャレンジを4回落とした。内訳は90%技外し×2、つららおとしひるみ、地割れ1発当たりである。もちろん仕方のないことではあるが大事な試合、それも最終日に目の当たりにすると精神を保つのがやっとだったりする。社会人で普通の人より税金を多く払う自分にとっては毎月ポケモンに時間を注ぐために、色んなことを犠牲にしている。その状況で結果を残せなかった時には「俺は今月何をしていたんだろう」と落ちこんでしまうだろう。しかもその理由が「運が悪かったから」なんて嫁が納得するわけが無い。家庭の時間を少し削って、ポケモンをやらせて頂いているのにそんな惨めな結果になっていいわけが無い。だから最後まで諦めなかった。めっちゃ集中した。運が絡まない選択を行い続け、択も全て通して5連勝。今までは運負けした後の試合も全部負けていた気がする。それは運負けに引っ張られて大事な択を見落としていたからだと思う。大事なのは運負けした後にどうするか。そこだと思う。運負け!運負け!ってネット上で叫ぶだけ叫んで、相手批判して、型晒してる奴ら、ガチで危機感持った方がいいと思う。やばいって。モテないって。
【最後に】
ここまで読んでいただきありがとうございました。構築について不明点などがあればいつでもご質問いただければと思います。最近は多くのポケ勢の方々と交流が持てるようになってきたのでとても嬉しいです。引き続き仲良くしていただけると幸いです。
S14お疲れ様でした🍄